風邪を引いて学校休んでいる子供二人に、
あったかいうどんを作ってあげた。だし汁にナガネギに人参に肉好きの子供たちのためにすこ～しだけお肉を入れて煮る。最後にかき玉汁風に卵を入れて、わかめと大根おろしを添えて。

「おいしい、おいしい！おかわりは？」
と言ってくれましたぁ～。

それからおやつに、おにぎりをにぎった。いつもは、ラップで作っちゃうんだけど、風邪引きの子供たちに、愛情のエネルギーをこめようと思い、手をきれいに洗って、素手で、愛情こめて握ってみた。中はやわらかく、外はしまっている、握り方で。完璧！と思い、のりをさがしたけれど、ちょうどない。。。仕方がないので、味のりを出して、

「今からスーパーへ買い物に行くから、おなかがすいたら、のりをまいて食べてね。」
と食卓へ置いた。

するとすぐに二人とも
「やったー」
と早速、食卓へ。

（うふふっ。私って素敵な母親だわ～）
なんて思っていた。

ぱりぱりっといい音。
二人ともニコニコで、味のりを食べている。
おにぎりは、お皿の上でラップがかかったまま・・・・。

「ちょ、ちょっと、味のりがおいしいわけ～？ママが愛情こめて作ったおにぎりは、そのまんまじゃん！まったく～。」

と、愛情の押し売りしているありこでした。