私の身体からのメッセージ・・・次に思い浮かんだのは、主人との間の「しこり」のようなもの。
夫婦や親子などのように長く一緒にいて、近い関係であれば、お互い傷つける言葉や行動をしてしまう事があるのは、当たり前の事。
でも、いちいちぶつかりあったりすると、日常生活を送っていくのが難しくなってしまうし、傷を深める事にもなりかねない。

だから、私は、まるで何事もなかったかのように、そこをあえて見ない、考えないようにしていました。

（ここは、スルーしたいところですが、今は、何ともないけれど、放ってはおけないという身体からのメッセージ・・・！何とかしなくては^^;）

主人の事を心に思い浮かべてみました。

真っ先に思い浮かんだのは、私が調子悪い時、心配そうな表情だけど、何も言わず、黙々と家事を手伝ってくれたり、子供たちに手伝ってやれよ、と言ってくれるところ。
私が楽しそうだと、笑顔になるところ。
私が落ち込んでいると、さりげなく、私が好きそうな音楽を流してくれるところ。
子供のためにしてあげたい事を言うと、大抵協力してくれるところ。
毎日、愚痴や文句など言わないで、一生懸命お仕事をしてくれているところ。
帰ってくると、仕事で楽しかった事を話してくれるところ。

・・・あれっ。言葉には出さなくても私ってすごく大切にされてない！？はっとしました。

それなのに、私ときたら前に言われた言葉をどこかで恨んでいて、そして、傷つきたくないから、心を麻痺させていたみたい。
だから、大切にされていることも気づけずにいて。
それに、仕事はもういいからって言われたからこそ、今じっくり自分と向き合う事が出来、子供たちとまた違う体験もできている。

・・・・私は何て自己中心でワガママなんだろう。しこりどころではない、穴があったら入りたいくらいに申し訳なさでいっぱいになり、私の人間としての至らなさを痛感しました。
これは、病気になっても不思議はないっ！とさえ思い落ち込みました。

でも、こんな私でもありがたい事に、主人や子供たちにとっては、大切な存在。前向きにこれから努力すればいいと思い直し、まずは、この件で学んだ事をまとめてみました。

私の事を大切に思ってくれている人からの言葉や行い(その人自身気づいていなくても）は、すべて、私のため。
言いなりになるのは違うけれど、なぜ、その事が今自分に起こっているのか、なぜ自分がその事を引き寄せたのか考えるとても良いチャンス。道が違っているよ、という気づきのきっかけだったり、夢を実現させるための経験値を上げるステップだったりする。
一瞬は辛い事を言わなくてはいけない役だった場合は、本当にありがたい事なんだ。
逆に耳の痛い事を遠ざけていると、うれしい事も感じなくなってしまう。心がマヒしてしまいかねない。本当の意味で、人を思いやる行動もできなくなってしまう。

今もなかなか出来ないけれど、表面の出来事にとらわれ過ぎずに、そのもう少し深くにある思いに焦点を当ててみる練習をしています。ちょっとやってみただけでも、自然と感謝したくなる事がたくさんでびっくりです。そして、出来るだけ、感謝の気持ちを味わい相手にも表現するように練習しています。