コンブ・干しシイタケ・イリコ・小豆・黒豆・切り干し大根・野菜の皮類
これらを一晩水につけて、煮出します。
身体に良さそうでしょ~!!
煮出してしまうとただの一つの液体ですが、
本物の味がここにあるような気がします。
子供のころ、母はどんなに忙しくても必ず、昆布とイリコとシイタケやかつお節などをたっくさん煮出して、だしをとっていました。
食品会社に就職した時の新人研修で、味覚テストをしたのですが、旨み成分の濃度の比較が分かったのは、私だけでビックリした事があります。
きっと、本物のうまみ成分を知っていたからかな~。天然成分だし、量も日々変わるだろうし、毎日少しずつ、濃度や成分が違っていて。
いろどりや見栄えでなく、人工的でなく、単一でなく、本当に身体に良いものを知っていると、本物が分かる人になるのかも・・・!?
科学的データとしては、
昆布は、グルタミン酸というアミノ酸の一種で、カツオブシやイリコは、イノシン酸、シイタケは、グアニル酸という核酸成分の一種だそうです。これらは、旨みの相乗効果があるらしく、単独で用いるより、併用して用いると、10倍のうまみが出るとの報告もあるそうです。
アミノ酸も核酸も身体にとって最も基本的に必要なもの。これは、必要な食べ物だよという信号として旨みがあるとか。
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