ドイツのベルリンで親子留学中。玄米食&ビオ生活で、海外でも楽〜に健康生活しています。ハッピーライフデザイナーのありんこママのブログです。 Happy life designer Arinkomama's blog

星々に囲まれた夜

日曜日の夜のこと。お風呂から出て、子供たちにパパが本を読んでくれていたので、そーっと私は、和室に行って、タイムドメインで、ミッチー先生のヒーリング音楽を聴いていた。
15分位して、力が抜けてきたな~と思ったら、ミユが「ママ~何してるの?」と、やってきた。ミユも一緒に寝る~と、せまい座布団に入ってきた。アキトもやってきて、「僕もここで寝る~」と言い出した。

「でも、座布団2枚に3人はきついよね。」と、自分の布団とママの布団をえっちらほっちら部屋から運んできた。(やりたいと思うとすごい力が出るアキト)
「ママは、音楽聴きながら横になってただけなんだけど、ま・・・今日はここで3人で寝るか~」
と、布団をきれいにひいた。ふたりともどこかへ泊まりに来た様な気分になり、なんだかはしゃいでいる。ふたりともなかなか寝ない・・・。
じゃ、本読んであげるからこれ読んだら寝てね。と約束して、本を読みおわり電気を消した。

窓際で寝ていたアキトが、「ママ、すごい星・・・」破れた障子の間からキラキラ星が光っていた。
「わ~きれい~。南の地平線近くまで、こんなにはっきり星がみえるなんて、今までなかったよね。」と、3人で星に見とれた。

「パパやヒロにも教えてあげよう。だってこんなにきれいな星今度いつ見れるかわからないもんね。」と私が言うと、アキトは、みんなのところへ走っていった。

もう、11:00過ぎていたけれど、ベランダに出てみると、南の空だけでなく真上も北の方もすごい星。「目が良くなったみたい・・・。山の方へ行かなきゃこんなにきれいな星なかなか見れないよね。プラネタリウムに来ているみたい・・・」

5人で、興奮気味に、しばらく星を観察。台風が去って、空気がきれいになったからかもしれない。

部屋に戻り、障子をはずして、星空を見ながら寝ることにした。

アキトは、「目をつぶっても星が見えるよ~すごいエネルギーがうちに注がれているみたい・・・。ママ何か願い事は?ちゃんと言葉にしておくといいような気がする。」
なんか本当に星が見ているみたいな気がした。
「う~ん・・・そうだな・・・今は、家族がいて楽しくて幸せなんだけど、老後、あっくんたちが結婚しちゃってからなんだけど、自ら楽しみ、周りの人にそれを分かち合い、お互い無理なく自分らしくいられる人たちと共に尊重しあい、自分が出来る事で協力し合って生活できますように。社会自体がそんな風になれば一番いいな・・・」

そして、星を見ながら幸せな気持ちで眠った。

2時ごろふっと目が覚めると、もう、星は雲に隠れて見えなくなっていた。あの瞬間だけの星空だった。和室で寝ようと思わなければ・・・見れなかった星空。障子を子供が破っていなければ・・そしてそれをすぐに直していたら(いいわけ?)見れなかった星空。

今もあの星空を思い出すと、背中が温かくなる。背中をやさしく押してくれているような。背中が広がるような・・・不思議な感覚。家族みんな覚えているから夢ではない。でも夢みたいな夜だった。

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