17日に東京のリリア川口音楽ホールに行ってきました。
16日の夜は、主人がユーミンのコンサートへ名古屋へ出かけてしまったので、子供たちを主人の両親に預け、夕方4:30から私は一人で店番をしなくてはいけなくなってしまった。
うちは、夜遅くまで楽器が吹ける良い環境(まわりは、たんぼや畑)なのですが、その分、ちょっと一人では不安なものが・・・。明日の久々の発表会での緊張も重なり、はきそうになってしまう。で、先日一緒に気功教室に行ったK子ちゃんとKちゃんにお店に遊びに来て~とメールして来てもらってしまった。二人のおかげで、とても楽しくお仕事ができた(ありがと~)。
8時半ごろお店を閉めて、子供を迎えに行き、お風呂に入り・・・明日の荷物の整理をしたり・・・疲れて、楽器の練習ができなかった・・・。13年前に発表会に出た時は、独りだったので、自分の事だけしていればよかったし、練習もたくさんしていたけれど、今回は、あまり練習が出来ず、不安な気持ちでいっぱいになってしまった。
夜の11時前にユーミンのコンサートからニコニコで帰ってきた主人を見ると、複雑な気もちに・・・
「なんで、わざわざ前日に行くわけ~?」つい主人に当たってしまった。
すると「行く前に言えよな(確かに・・・)。それに、たった3時間半店番をするのがそんなにいやなのか」「だって、コンサート楽しみにしていたから。私がいやだって言ったら行かないでしょ。だから言うつもりなかったんだけど、何かいいたくなっちゃったの!」と、ケンカになってしまった。
なんでこんなに最悪な気持ちなんだろ~と、少し一人になって自分の気持ちを見つめてみた。とにかく不安だった。それを主人に話すと、手を握って寝てくれたので、なんとか、眠る事ができました(私って手がかかるよな~こんな私と付き合ってくれて・・いつもありがとう・・・)。
17日の朝、ミユとアキトを私の実家に主人に送っていってもらい、広樹と合わせをした。なんとか通った・・・これならなんとかいける!と、荷物を整理して、二人で東京に向かう。いつも一緒に過ごしているが、二人というシチュエーションは、あまりない。なんだか恥ずかしそう。でも、僕が持つよ!と荷物をたくさん持ってくれたり、頼もしい。背もほとんど変わらないし、いつの間にかこんなに大きくなっていたんだな~。新幹線の中では、ポケモンのキャラの説明をいっぱいしてくれた。いつも自然体の広樹には、なんだか癒される。
川口のリリアホールに着いた。500人ほど入るホール。パイプオルガンもあり、すごく本格的。ヒロキは目を真ん丸くして「こ、ここで、演奏するの・・・?ぼく、帰るよ・・・。」
先についてリハをやっていた、いつもお世話になっているTさんとMさんが、「大丈夫だよ~。お客さんそんなに来ないし、反響がいいから気持ちよく演奏できるんだよ~。」と励ましてくれる。
緊張したヒロキは、少しピアノを間違えると、だめだ~とピアノの下にもぐってしまう場面も。私は、楽器を吹くとなんだか落ち着いてきた。ホールから反響して聞こえてくる音がすごく気持ちよく、楽しい気持ちになってきた。ヒロキを励ましながら、リハを終えた。
本番が始まる。私は二部の最初。舞台袖で待つ。休憩終わりのチャイム・・・ドキドキがどんどん早くなっていく。頭がいっぱいいっぱいになりそう。「大丈夫だよ~。気持ちよく吹いておいで・・・。」と、兄弟子?たちの優しい空気を感じる。
広樹は意外と落ち着いている。ミッチー先生の気功体操で教わっている気を下げるイメージや周りの気を集めるイメージや奈央ちゃんに教えてもらったお腹に意識を集中する・・自分独りではないことを意識する。「これは、自分へのご褒美」そんなメッセージが浮かんだ。うまく吹くことではなく、いつもがんばって生きている私をたまには表に出して楽しませてあげよう。
そう思い、ステージに歩いていく。広い・・明るい・・・ピンと張り詰めたような緊張・・・。さかやん(バイオリン弾きで音楽博士の友人)が教えてくれたホールを味方にするという事を思い出した。ホールに溶け込むような気持ちになる。
ヒロキと合図をして、演奏が始まる。夢中で吹いた。ほとんど暗譜していたが、間違えたらどうしようという不安があり、楽譜から目が離せなくなってしまった。頭は、緊張していたけれど、息もあがらず、自然と吹いている。不思議と疲れない。ヒロキもひとつも間違えずに、弾いている。練習の時よりずっと楽に気持ちよく吹けた。ピッチやリズムなど技術的な面はもちろんあるが、ヒロキとの息も合って、今までで一番良い演奏が出来た。
吹き終わって拍手があるまでの間は、最高に気持ちよかった。今思い出しても幸せな気持ち・・・。
楽屋へ戻ると、広樹に抱きついて、「ありがと~。ママの夢がとてもいい形でかなったよ!本当にありがとね~」と、涙が出てしまった。「おい、おい」と照れながらもうれしそうな広樹でした。
ずっと発表会を続けてきてくれたサックス吹きの皆様、おにいちゃん、見に来てくださった皆様、アキトとミユを預かってくれた両親、ヒロキにサクラの伴奏ピアノを半年に渡り教えてくださったT先生、いろんなアドバイスをくれたさかやん、心の支えとなった友人たちと主人に感謝です。
16日の夜は、主人がユーミンのコンサートへ名古屋へ出かけてしまったので、子供たちを主人の両親に預け、夕方4:30から私は一人で店番をしなくてはいけなくなってしまった。
うちは、夜遅くまで楽器が吹ける良い環境(まわりは、たんぼや畑)なのですが、その分、ちょっと一人では不安なものが・・・。明日の久々の発表会での緊張も重なり、はきそうになってしまう。で、先日一緒に気功教室に行ったK子ちゃんとKちゃんにお店に遊びに来て~とメールして来てもらってしまった。二人のおかげで、とても楽しくお仕事ができた(ありがと~)。
8時半ごろお店を閉めて、子供を迎えに行き、お風呂に入り・・・明日の荷物の整理をしたり・・・疲れて、楽器の練習ができなかった・・・。13年前に発表会に出た時は、独りだったので、自分の事だけしていればよかったし、練習もたくさんしていたけれど、今回は、あまり練習が出来ず、不安な気持ちでいっぱいになってしまった。
夜の11時前にユーミンのコンサートからニコニコで帰ってきた主人を見ると、複雑な気もちに・・・
「なんで、わざわざ前日に行くわけ~?」つい主人に当たってしまった。
すると「行く前に言えよな(確かに・・・)。それに、たった3時間半店番をするのがそんなにいやなのか」「だって、コンサート楽しみにしていたから。私がいやだって言ったら行かないでしょ。だから言うつもりなかったんだけど、何かいいたくなっちゃったの!」と、ケンカになってしまった。
なんでこんなに最悪な気持ちなんだろ~と、少し一人になって自分の気持ちを見つめてみた。とにかく不安だった。それを主人に話すと、手を握って寝てくれたので、なんとか、眠る事ができました(私って手がかかるよな~こんな私と付き合ってくれて・・いつもありがとう・・・)。
17日の朝、ミユとアキトを私の実家に主人に送っていってもらい、広樹と合わせをした。なんとか通った・・・これならなんとかいける!と、荷物を整理して、二人で東京に向かう。いつも一緒に過ごしているが、二人というシチュエーションは、あまりない。なんだか恥ずかしそう。でも、僕が持つよ!と荷物をたくさん持ってくれたり、頼もしい。背もほとんど変わらないし、いつの間にかこんなに大きくなっていたんだな~。新幹線の中では、ポケモンのキャラの説明をいっぱいしてくれた。いつも自然体の広樹には、なんだか癒される。
川口のリリアホールに着いた。500人ほど入るホール。パイプオルガンもあり、すごく本格的。ヒロキは目を真ん丸くして「こ、ここで、演奏するの・・・?ぼく、帰るよ・・・。」
先についてリハをやっていた、いつもお世話になっているTさんとMさんが、「大丈夫だよ~。お客さんそんなに来ないし、反響がいいから気持ちよく演奏できるんだよ~。」と励ましてくれる。
緊張したヒロキは、少しピアノを間違えると、だめだ~とピアノの下にもぐってしまう場面も。私は、楽器を吹くとなんだか落ち着いてきた。ホールから反響して聞こえてくる音がすごく気持ちよく、楽しい気持ちになってきた。ヒロキを励ましながら、リハを終えた。
本番が始まる。私は二部の最初。舞台袖で待つ。休憩終わりのチャイム・・・ドキドキがどんどん早くなっていく。頭がいっぱいいっぱいになりそう。「大丈夫だよ~。気持ちよく吹いておいで・・・。」と、兄弟子?たちの優しい空気を感じる。
広樹は意外と落ち着いている。ミッチー先生の気功体操で教わっている気を下げるイメージや周りの気を集めるイメージや奈央ちゃんに教えてもらったお腹に意識を集中する・・自分独りではないことを意識する。「これは、自分へのご褒美」そんなメッセージが浮かんだ。うまく吹くことではなく、いつもがんばって生きている私をたまには表に出して楽しませてあげよう。
そう思い、ステージに歩いていく。広い・・明るい・・・ピンと張り詰めたような緊張・・・。さかやん(バイオリン弾きで音楽博士の友人)が教えてくれたホールを味方にするという事を思い出した。ホールに溶け込むような気持ちになる。
ヒロキと合図をして、演奏が始まる。夢中で吹いた。ほとんど暗譜していたが、間違えたらどうしようという不安があり、楽譜から目が離せなくなってしまった。頭は、緊張していたけれど、息もあがらず、自然と吹いている。不思議と疲れない。ヒロキもひとつも間違えずに、弾いている。練習の時よりずっと楽に気持ちよく吹けた。ピッチやリズムなど技術的な面はもちろんあるが、ヒロキとの息も合って、今までで一番良い演奏が出来た。
吹き終わって拍手があるまでの間は、最高に気持ちよかった。今思い出しても幸せな気持ち・・・。
楽屋へ戻ると、広樹に抱きついて、「ありがと~。ママの夢がとてもいい形でかなったよ!本当にありがとね~」と、涙が出てしまった。「おい、おい」と照れながらもうれしそうな広樹でした。
ずっと発表会を続けてきてくれたサックス吹きの皆様、おにいちゃん、見に来てくださった皆様、アキトとミユを預かってくれた両親、ヒロキにサクラの伴奏ピアノを半年に渡り教えてくださったT先生、いろんなアドバイスをくれたさかやん、心の支えとなった友人たちと主人に感謝です。
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