「本当に病気が良くなる方法を知りたい」つまり、苦痛や不安がなくなり、おいしく食べられて良く眠れる、自然に笑える、やりたい事が出来る状態になる方法を。

主人と私は、相談に来て下さる方との会話、相談薬局の勉強会や意見交換、講演会に参加し、講師に聞いたり、本を読んだりして考えました。私達なりに出てきた一つの答えがありました。

病気は、自分の身体や心、魂からのお知らせ。それを受け取って、行動をおこせばいい。

病気は悪者で早い所で退治しなくては！と思っていたので、最初はえ？と、思いましたが、知れば知るほど、自分の病気の体験もふまえて、特別な事じゃなくて、本当は、当たり前の事だと合点がいきました。

それから、主人は、その当たり前の事に大真面目に取り組み始めました。
漢方流問診に加え、なぜ、今の状態になったのか、食生活、運動、ストレスについて、聞きながら、相談に来て下さる方と一緒に考えました。
小さな信号も気づかないでいると大きな信号となり、身体を蝕むことになります。
身体の微細な信号を受け取る測定も加えました。そして、なるべく全体のバランスを崩さないようなお薬を紹介しました。
本当に大きく傾きすぎた場合は、一刻を争うので、手術や化学薬品などシャープに効かせる病院の治療を勧めますが、どちらにしても、心と身体の関連性、効率よくバランスを取り戻せるような食事や身体を動かす事の必要性を説明したり、ストレスに対応する商品も吟味しお店に置き、紹介するようにしました。

主人は、相談薬局としての自分の方向性が定まって、前より余裕をもって堂々と相談に携わっている。お客様の中でも本当に喜んで下さる方が出てきて、良かったな、と思いました。

でも、どこか自分の中で、満足できない思いがありました。

なんだろうと、自分の感覚に焦点をあてて考えました。その答えは、自分でも意外でしたが「うらない」でした。
今までも自分のために占いは使ってきたけれど、それだけでなくて・・・
「薬局で占いをやってみたいんだけど」と主人に申し出ました。